症例ごとの対処法
CLINICAL APPROACH
疲れ顔
 
 
 
 
 
■疲れ顔
 

顔がパンパンにむくんでいたり、目の下にクマができていたり、目の下がたるんでいたり、ほうれい線が深くなったりしていませんか?顔にまで疲れが出てしまっていると、鏡を見るたびに気分も落ち込んでしまうものです。疲れ顔は、周りに暗い雰囲気を出してしまったり、周囲に気を遣わせてしまったりすることもあるでしょう。何よりも疲れた顔をそのまま放置しておくと、老け顔になってしまいます。

顔の血行が悪いままにしておくと、表情筋が衰えてしわが深くなったり、顔のたるみを作ってしまう原因にもなりますので、その状態を長引かせることは禁物です。なるべく早めの対処が必要です。放置すればするほど元に戻らなくなります。何年も放置しておいて、一度、癖がついてしまうと、どんなにマッサージをしても100%は戻らなくなります。

疲れ顔を解消するためには、マッサージによる顔の一時的な緊急対処だけでなく、全身へのアプローチを行い、根本的な原因を解消していく必要があります。

疲れ顔を引き起こしている根本的な原因はどこにあるのでしょうか?

第一に挙げられるのは、生活習慣の乱れによる疲れでしょう。睡眠不足などが原因となると、「むくみ」や「クマ」の原因となってしまいます。食事が乱れていると、肌荒れなどの肌トラブルを引き起こすこともあります。食事や睡眠は身体的にも精神的にも、疲労回復のためには欠かせない要素です。顔に疲れが出てしまっているときには、身体的もしくは精神的な疲労が溜まっている証拠です。

またストレスが原因となっている疲れ顔では、無意識のうちに疲れた顔や暗い表情になってしまうことも多いものです。ストレスが溜まることによって及ぼされる顔への影響は大きく、ストレスがひどくなると顔の筋肉が緊張状態になってしまい表情が作りにくくなってしまったり、目の周囲に小さな痙攣が起こったりすることもあります。ストレスが溜まることによって、疲れ顔だけでなく、身体の様々な箇所に不調を引き起こしやすくなります。これらを防ぐためには自分に合ったストレス発散方法を持ち、適度に休養を取ることが必要です。

肩こりや姿勢などが原因で血行が悪くなってしまっているような場合にも疲れ顔に見られやすくなります。これは血行不良が原因で顔色が悪くなってしまったり、むくみを引き起こしたりしやすくなってしまうためです。「姿勢が悪い」という状態も、ハリがなく疲れたような雰囲気を出してしまう原因となります。また、姿勢が悪いことが肩こりの原因となっていることも多いです。疲れ顔の解消には、顔だけでなく、全身のストレッチやマッサージを行うことが最も有効です。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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